プラスチックモデル
コード:4545782072501
【実機について】
第二次大戦中にアメリカ陸軍が開発し、配備運用した大型の戦闘機がP-47Dサ
ンダーボルトです。
エンジンには当時最強を誇った2000馬力を発生するプラット&ホイットニーの
R-2800、18気筒星型空冷エンジンを搭載。排気タービンも装備して最高速度
690km/hを誇りました。
初飛行は1941年5月。1943年からはヨーロッパ戦線に参加。当初、イギリスから
ドイツ本国に空爆に出かける連合軍爆撃機部隊に同行、護衛の任務につきました
が、新鋭のP-51マスタングが配備されるとその役目を頑丈な機体を生かした地
上攻撃へと移し、終戦まで活躍したのです。その登場から実戦を通したさまざまな
改良が続けられ、各種タイプが生み出されています。その中で代表的なタイプとな
ったのがD型でした。D型の中でも改良が実施され、途中から機体形状も大きく変
化しました。当初キャノピー後部から尾翼までをつなげたレザーバックと呼ばれる
スタイルを持っていましたが、視界確保を目的にバブルタイプのキャノピーを装備
したタイプが登場。さらに戦争末期にはエンジンを強化した速度性能向上型の
P-47Mも登場。大戦の全期間を通じて活躍しました。
【モデルについて】
第二次大戦でアメリカ陸軍を代表する戦闘機、P-47サンダーボルトを
1/144スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
モデルは初期のレザーバックタイプをモデル化しています。キャノピー
から尾翼までがつながった機体の形状を全長76mmでリアルに再現。
タフで知られた機体の力強さも伝わります。パーツはプラッツ製。組み
立てやすさも考慮したパーツ分割で組み立てやすさも魅力です。2機分
のパーツが入っていますから作り揃えも楽しみ。
マーキングはアメリカ陸軍航空隊第56戦闘航空群(56FG)の機体か
ら4種をセレクト。部隊司令のヒューバート・ゼムケ大佐に率いられた
部隊で、就役当初から終戦まで一貫してP-47を運用。多くのエースパイ
ロットを排出したことでも知られています。多くのエースたちは司令の名前
にちなんで”ゼムケズ・ウルフパック”と呼ばれていました。
そんな彼らのマーキングからチョイスした4種のデカールは仕上がり
の良さで定評あるイタリアのカルトグラフ社製。コレクションが楽しい
マーキングのキットです。
【主な特徴】
■P-47Dサンダーボルトを1/144スケールで精密に再現
■本体は2機分をセット。完成時の全長76mm
■シャープなイメージを醸し出す"レザーバック"タイプの胴体を再現
■M10バズーカチューブや爆弾などのアクセサリーパーツも豊富にセット
■マーキングはアメリカ陸軍航空隊・第56戦闘航空群所属機4種をセット
パッケージサイズ:190×110×30mm
完成時サイズ:全長 約76mm
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