プラスチックモデルキット
コード:0850002740318
【実機について】
1960年代にベトナム戦争の経験から開発が始まった地上攻撃ヘリコプターがAH-56です。アメリカ陸軍の新型火力支援システム構想で提案された要求された仕様に基づいたヘリコプターでロッキードの案が採用されたのです。
細長い胴体に前後タンデムシートの複座を採用。胴体左右に短い主翼を装備してそこに各種兵装を搭載する形式を持っているのが特徴でした。エンジンはジェネラルエレクトリックのTG-64ターボプロップ1基を搭載。1967年9月には初飛行に成功します。
しかしながら、開発にあたってはさまざまな問題が発生、コストもかさんだことなど、諸要因により残念ながら開発は中止を余儀なくされ、正式採用には至りませんでした。
しかし、そのデザインや構成などはその後に登場する攻撃ヘリコプターの原型を作ったと言えるのです。
【モデルについて】
モデルは1/72スケールでアメリカ軍が開発を進めた攻撃ヘリコプター、AH-56シャイアンを再現したプラスチックモデル組み立てキットです。このキットは1969年に旧オーロラが製作したものをアトランティスモデルが再リリースするものです。
ヘリコプターの胴体は左右分割、左右に装備される幅の狭い主翼も別パーツで再現。
その特徴ある機体形状をリアルに再現しています。仕上がり全長は約25cm。回転翼のブレードやその基部なども雰囲気たっぷりに再現され、メカニカル。さらに、前後タンデムレイアウトのコクピットもシートや計器パネルなど、リアルにモデル化。また、脚も繊細な表現で駐機状態のリアリティを高めます。
仕上がりからはその後に開発されたAH-1コブラやアパッチなど、攻撃ヘリの原型ともいえる姿、デザインが見えてきます。攻撃ヘリの歴史を知る上でもぜひ作っておきたいキットです。
【主な特徴】
■1/72スケールでアメリカ軍が開発を進めた攻撃ヘリコプター、AH-56シャイアンを再現
■旧オーロラが販売していたものをアトランティスモデルが復活してリリース
■仕上がり全長は約25cm
■ヘリコプターの胴体は左右分割、左右に装備される幅の狭い主翼も別パーツで再現
■回転翼のブレードやその基部なども雰囲気たっぷり
■前後タンデムレイアウトのコクピットもシートや計器パネルなど、リアルにモデル化
完成時サイズ:全長 約250mm
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