プラスチックモデル
コード:4545782080797
【実機について】
第二次大戦後日本で開発された初のジェット練習機がT-1です。
航空自衛隊は戦後のパイロット育成のプログラムで必要な中等練習機用としてのジェット機を必要としていました。そこで国産のジェット練習機開発を決断。富士重工業によって開発された機体はタンデムレイアウトのシート配列を持ち、主翼には後退翼を採用するなど、意欲的な設計が行われました。
試作1号機は1958年に初飛行に成功。さらに、国産ターボジェットエンジン、J3が完成。
石川島播磨重工業での量産がはじめられるとT-1のエンジンも国産のJ3に転換。このエンジンを搭載したT-1はT-1Bと命名され、1962年から63年にかけて20機が生産、配備されたのです。
T-1はその後1998年に後継のT-4が配備されるようになるとその役目を終了。退役も進む中、飛行実験団が運用していたT-1Bも2006年3月2日、岐阜基地でラストフライトを実施。
T-1B最後の雄ウィを披露したのです。ラストフライトを飾った810号機はT-1B開発にあたって、T-1Aから改修された機体でT-1Bの試作1号機ともいえる機体でした。
【商品について】
航空自衛隊のジェット練習機として開発、運用されたT-1を1/72スケールで再現した プラスチックモデル組み立てキットです。
中でも国産エンジンを搭載したT-1Bタイプをモデル化。 2006年3月2日に岐阜基地で退役を前にラストフライトを行ったときの810号機を その時のスペシャルマーキングで再現しています。
デカールは高品質なカルトグラフ社製を採用。垂直尾翼に描かれた飛行開発実験団のマークや 機体に描かれた「初鷹」の文字もしっかりと再現しています。
現在も岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に展示されている姿を机上に再現していただけます。 機体は1/72スケール仕上がり全長168mmで後退翼を持ったフォルムをはじめ、 各部のパネルラインなどに至るまでしっかりと表現。戦後国産初のジェット機となったT-1の姿をリアルに再現しています。
また、コクピット内部や脚のディテールもシャープにモデル化。
記念すべきマーキングとともに自衛隊機ファンには見逃せないキットです。
【主な特徴】
■1/72スケールで航空自衛隊のジェット練習機、T-1を再現したプラスチックモデル組み立てキット
■国産エンジンを搭載したT-1Bタイプをモデル化
■マーキングは2006年3月2日に飛行開発実験団でラストフライトを行ったT-1B、810号機のマーキングを再現
■機体形状のみならず、各部のパネルラインなどもしっかりと表現
■脚、コクピットなど、細部のディテールも詳細にモデル化
■デカールは高品質なイタリア・カルトグラフ製
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