プラモデルキット
ジュピターCにアメリカの意地を見る!!
アメリカ初の人工衛星、エクスプローラー1号を軌道上に打ち上げたロケット、ジュピターCを1/48スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットで、1959年に最初にモデル化された旧ホークモデルのキットを再リリースしたものです。
ジュピターCについて
1957年10月にソビエトが世界初の人工衛星、スプートニクの打ち上げに成功するとこれを追ってアメリカも人工衛星打ち上げにチャレンジ。遅れること約4ヶ月、1958年1月31日に人工衛星、エクスプローラー1号を打ち上げることに成功します。このとき、打ち上げに使われたロケットがジュピターCでした。当時、アメリカ陸軍が中距離弾道ミサイルとして開発していたレッドストーンミサイルをベースに作られています。第二次大戦ではドイツのV2ロケットの開発にも携わったウェルナー・フォン・ブラウンが主となり開発。アメリカ海軍が開発したヴァンガード・ロケットが57年12月に最初の打ち上げに失敗したあとを受けて、1958年1月31日、ケープカナベラルから打ち上げ。見事成功してアメリカ初の人工衛星、エクスプローラー1号を軌道に乗せたのです。
モデルについて
アメリカ初の人工衛星を打ち上げたジュピターCを1/48スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。本体の直径は約4cm、仕上がりの全高は30cm以上と、存在感も十分。ロケットの下部に装備される小さな4枚の翼はそれぞれ4つのパーツで構成され、翼に付け加えられたフィンパーツは組み立て後も角度を変えることができます。また、ロケット本体に加えて発射台、ランチパッドもモデル化。メカニカルな仕上がりが完成後のディスプレイを演出します。キットには1/48スケールのヘルメットを被った陸軍兵士のフィギュア2体もセット。完成後の展示でロケットのサイズを理解するのに役立ちます。ロケット本体に描かれたブラックのストライプとUEの文字はスケールマスター社製のデカールで再現。ブラック&ホワイトの塗り分けや実感を高めるウェザリング塗装など、手を加えて仕上げてください。さらに、全長約7cmでジュピターロケットが打ち上げられた姿を再現したバッチ部品が入っているのも楽しみです。ロケットの炎など、塗装に腕を振るってみると良いでしょう。
スペースモデルファンには見逃せないキットです。
■パーツ点数:50点以上
■デカールはスケールマスター社製
■ディスプレイベースとして利用できる発射台、ランチパッドもリアル
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